日生の牡蠣
日生の牡蠣
殻付きの牡蠣は、中身を剥いて取り出さなくてはなりません。
初めて殻付きの牡蠣を手にする場合には、どのように取り扱ったら良いかわからないことでしょう。
コツを掴んでしまえば、誰でも簡単にできますので、心配はいりません。
今回は、牡蠣の上手な剥き方をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

■牡蠣を剥く前にやること

牡蠣を剥く作業に取り掛かる前に、汚れをきれいに落としておきましょう。
殻が汚い状態だと、剥いた際に身にも汚れが付着してしまうおそれがあるからです。
牡蠣は生ものなので、できるだけ衛生的な状態で作業を行ったほうが良いでしょう。
牡蠣を洗う際には、洗剤は不要です。
水を流しながら、牡蠣の殻に付いた汚れを落としてみてください。
流水だけで汚れが落ちない場合には、たわしを使って洗ってみると良いでしょう。
殻の間に泥や虫などが付いていることもあります。
たわしを使ってかき出すようにして、汚れを落としてみてください。

■殻付き牡蠣の剥く際に必要なアイテム

殻付き牡蠣を流水で洗って汚れを落としたら、道具を使って剥いていきます。
必要な道具はナイフです。
牡蠣の専用ナイフがおすすめですが、もしもない場合には、洋食用のナイフでも問題ありません。
先がとがったキッチン用のナイフは怪我のリスクがありますので、先端が丸まっているナイフを用意しておいてください。
殻付きの牡蠣を素手で触ると、怪我をするおそれがあります。
手を痛めたくない方は、念のために軍手も用意しておくと良いでしょう。
殻付き牡蠣を剥く際に、動いてしまうこともありますので、タオルや布などを敷いて対処してみてください。

■殻付き牡蠣の剥き方

殻付き牡蠣の剥き方の手順は、以下の通りです。
1.最初に、牡蠣を台の上に乗せます。
ちょうつがい側(平らな面)を上にして、膨らんでいるほうを下側に置くのがポイントです。
牡蠣が動いて安定しない場合には、濡らしたタオルや布の上に置いてみてください。
2.次に、殻の隙間からナイフを差し込みます。
もしも、殻に隙間がない場合には、殻の先端をハンマーなどで軽く叩いて割ってみると良いでしょう。
3.中に入っている身を傷付けないように気を付けながら、差し込んだナイフを上殻に沿わせるようにゆっくりと動かしていきます。
4.牡蠣の中央部にある貝柱をナイフで切ることができたら、上殻を取り除いてください。
5.下殻に沿うようにしてナイフを入れて、牡蠣の身を外していきましょう。

■牡蠣を剥いた後の身の洗い方

殻から身を取り出したら、むき身をきれいに洗いましょう。
1.大きめのボウルの中に水を入れたら、食塩を加えます。
食塩の量は、水1リットルに対して、20グラムを目安にしてみてください。
2.塩水の中にむき身を入れたら、優しく洗います。
力を入れて洗うと、身が壊れてしまいますので気を付けましょう。
3.2~3回くらい塩水を入れ替えて、むき身をきれいに洗ってみてください。
殻が付着している場合は、ナイフを入れて取り除いておきましょう。
4.むき身をザルに上げたら、流水で塩気を洗い流して、水気をよく切っておきます。
塩水で洗うほかに、大根おろしや片栗粉で洗う方法もあります。
その場合には、軽く揉むようにして汚れを落としてみてください。

■牡蠣の剥き方についてのまとめ

ここまで、牡蠣の剥き方を解説してきました。
ポイントは、牡蠣の置き方とナイフの入れ方です。
平らな面を上にしておきましょう。
ナイフを入れる際には、上殻に添わせるようにして貝柱を切ります。
上殻を取り除いたら、下殻にもナイフを入れることで、身を取り外すことが可能です。
最初は時間がかかるかもしれませんが、回数をこなせば簡単に牡蠣を剥けるようになります。
本記事で紹介した方法を参考にしながら、ぜひチャレンジしてみてください。
以上、牡蠣の剥き方についてのご解説でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 
 
           
 
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