日生の牡蠣
日生の牡蠣

海のミルクと言われる牡蠣には、たっぷりの旨味成分が含まれています。
せっかくおいしい牡蠣を食べるなら調理法だけでなく旨味成分にも注目したいですよね。
そこで今回は、牡蠣の旨味成分について解説していきます。
さらに、旨味を逃さない調理法もアドバイスしますので、ぜひ参考にしてください。

■奥深い旨味の秘密は?

牡蠣をそのまま食べても加熱しても、どんな調理法で牡蠣を食べても口の中にたっぷりと牡蠣の旨味が広がります。
この奥深い旨味の秘密は、牡蠣に含まれるグリコーゲンです。
グリコーゲン自体には、味や匂いはありません。
しかし、ほかの旨味成分と混ざることでおいしさをアップするのもグリコーゲンの特徴です。
グリコーゲンは、牡蠣のほかにもエビなどにも含まれており、人間の活力アップの強い味方になってくれる多糖類です。
疲労回復効果や集中力アップのほかにも血糖値を調節するなど、さまざまな効果を期待できます。
さらに牡蠣には、アミノ酸もたっぷり含まれています。
アミノ酸は、三大栄養素の一つでタンパク質を構成する有機化合物です。
アミノ酸の種類は、なんと20種類!
牡蠣のほかにも鶏卵や牛乳、アジやいわしにも含まれています。
20種類あるアミノ酸の中で牡蠣に最も多く含まれているのがグリシンです。
天然の食物に多く含まれており、牡蠣のほかにもエビやホタテなど魚介類から摂ることが可能です。
アミノ酸は、体内でタンパク質を構成させることはできません。
そのため、しっかりとアミノ酸を摂取したいのであれば食事から摂ることが必要不可欠です。
アミノ酸の一つであるグリシンは、睡眠の質を改善したい方におすすめの旨味成分です。
深い眠りを自然と促し、さらに体内リズムを整えます。
ぐっすりと眠ることができるので、翌朝の目覚めもスッキリです。
たっぷりと睡眠が取れていることで疲労回復につながるだけでなく集中力もアップします。

■自然の恵みコハク酸


牡蠣は、コハク酸を多く含んでおり、牡蠣の旨味をアップしています。
牡蠣をはじめ、じじみやあさりなど貝類の旨味の一種です。
コハク酸は、旨味を感じられるだけでなく、さまざまな効能があるのも嬉しい特徴です。
がん細胞の増殖を抑制することや肌荒れの予防や美肌効果も期待できます。
また、脂肪の燃焼促進効果など美容や健康に嬉しい効果をもたらしてくれます。
さらに牡蠣には、栄養満点のタウリンが含まれており、旨味をアップしているだけでなく視力の回復や高血圧予防のほかにもインスリンの分解促進にも効果的です。
牡蠣には、旨味成分がたっぷり含まれています。
牡蠣の栄養をしっかりと摂りながら旨味も味わいたいという方は、牡蠣のおすすめの食べ方をチェックしてみてくださいね。

■牡蠣の旨味を味わいたい方必見!

旨味たっぷり、栄養たっぷりの牡蠣を食べるならおいしい食べ方を知っておくと損がありません。
牡蠣の旨味をたっぷりと味わえるおすすめの調理法といえば焼き牡蠣です。
新鮮な牡蠣を網の上に並べて炭火で焼くだけ!
牡蠣から溢れ出る旨味たっぷりのつゆは絶品そのものです。
焼いた牡蠣をそのまま食べても、醤油やポン酢をお好みで垂らして食べるのもおすすめです。

■加熱する時には加熱時間に要注意!


自宅で牡蠣を加熱しておいしく食べる時には、加熱時間に注意しましょう。
牡蠣を加熱した時に加熱時間を間違えてしまうと焼き縮みが起きてしまい、水分と一緒に牡蠣の旨味が逃げてしまいます。
牡蠣の旨味を逃すことなくおいしく味わうなら、蒸し時間は約10分、茹で時間は3分~5分程度です。
加熱時間は、牡蠣の大きさによって変わりますが、加熱し過ぎることはおすすめできません。
牡蠣の身が白くなった程度で加熱を終えるとおいしく味わえます。
また、牡蠣の旨味を逃したくない時には、片栗粉をまぶしてから加熱することもおすすめです。
野菜と一緒に炒めると野菜が水分を吸ってくれるので、旨味を逃さずおいしく味わうことができますよ。

■まとめ


栄養たっぷりの牡蠣には、旨味成分も豊富に含まれています。
おいしさを味わえるだけでなく健康や美容にも嬉しい効果をもたらしてくれるのも嬉しい点です。
せっかくの旨味成分を逃すことなくおいしく味わうなら加熱時間や調理方法に気を付けてみると良いでしょう。
以上、牡蠣の旨味成分についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

           
 
SNSアカウントで
もんげーひなせをシェア!