日生の牡蠣
日生の牡蠣
牡蠣は主に真牡蠣と岩牡蠣に分かれ、種類や産地で旬の時期が異なります。
一般的な養殖牡蠣である真牡蠣の多くは、冬が一番おいしい時期です。
白菜は年間を通じて出回っている野菜ではありますが、本来冬が旬の野菜です。
旬の牡蠣と白菜でおいしい料理を作りましょう。

■白菜が欠かせない土手鍋

冬が旬の白菜は鍋の具材として欠かせません。
牡蠣鍋にも白菜は必須です。
牡蠣養殖が盛んな広島をはじめとする瀬戸内地方の郷土料理である土手鍋は、牡蠣を甘辛い味噌仕立てで仕上げる鍋料理です。
味噌と砂糖やみりん、日本酒を混ぜた甘味噌を土鍋の縁に塗りつけて土手のようにします。
味噌を鍋に塗りつけるため、焦げ付きやすくなります。
焦げるのを防ぐために白菜の芯を土鍋の底に入れて、水分を出すのがポイントです。
芯のほか、柔らかい葉もたっぷり入れ、そのほか長ネギや春菊、椎茸やえのきだけ、白滝や豆腐を入れ、牡蠣と一緒に煮込みましょう。
鍋を食べ終えたら、煮汁にご飯を加え、溶き卵を回し入れて雑炊にするのがおすすめです。

■白菜たっぷりの牡蠣鍋

地域によっては牡蠣鍋は味噌ではなく、出汁と醤油ベースである場合や出汁と日本酒で具材を煮立て、ポン酢や胡麻だれに浸けながらいただくというスタイルもあります。
この際も牡蠣鍋の具として白菜は欠かせません。
しっかり煮て、くたくたになった白菜とプリプリの牡蠣の組み合わせは最高です。
白菜と牡蠣のほか、ネギや春菊、人参や白滝、焼き豆腐やちくわぶ、つみれなど、好みの具を加えましょう。
〆はうどんを加えて煮るのもおすすめです。
牡蠣や白菜などの具の旨みが溶けこんだ煮汁を吸ったうどんはおいしいです。

■白菜と牡蠣のオイスターソース炒め


フライパンを熱して、ごま油を回し入れ、刻んだ生姜とにんにくを炒めて香りがたったら、ざく切りした白菜と牡蠣を炒めます。
火が通ったら、オイスターソースと紹興酒または日本酒、胡椒で味付けしましょう。

■白菜と牡蠣のトロトロ煮込み


フライパンを熱して、ごま油を回し入れ、白菜と牡蠣を軽く炒めたら、少量の中華スープを加えて煮込みます。
オイスターソースで味付けをし、水溶き片栗粉を加えてとろみを付けましょう。
ご飯も進む、優しい味わいです。

■牡蠣の白菜キムチ和え

市販の白菜キムチに、酒蒸しした牡蠣を和えるだけです。
牡蠣は酒を振ってレンジで3~5分加熱するだけで、簡単に調理できます。
しっかり中まで火が通ったら、白菜キムチと和えましょう。
ビールのお伴にもなりますし、ご飯に乗せ、炒りごまを散らして丼にしてもおいしいです。
お茶をかけて、お茶漬けにしてもおいしいので、お酒の〆にも適しています。

■牡蠣の白菜キムチ炒め


豚キムチならぬ、牡蠣キムチです。
これ1品で、ご飯が止まらなくなります。
フライパンを熱して、ごま油を回し入れ、牡蠣を炒めます。
牡蠣に火が入ったら、白菜キムチを加えて軽く和えれば完成です。
味付けは、白菜キムチの味だけで十分なので、簡単に作れます。
普段はあまり自炊せず、調味料が揃っていないご家庭や料理はほとんどしない方でも簡単に作れるのが便利です。

■まとめ


冬が旬の白菜と牡蠣を使っておいしい料理を作りましょう。
定番の牡蠣鍋にも、白菜は欠かせません。
味噌味の土手鍋をはじめ、醤油味の牡蠣鍋や出汁でシンプルに煮て、ポン酢や胡麻だれでいただくお鍋も白菜をたっぷり入れましょう。
それ以外にも牡蠣と白菜のオイスターソース炒めやトロトロ煮込み、白菜キムチ和えや白菜キムチ炒めもおすすめです。
白菜キムチは市販のものを使うので手早く作ることができます。
味付けもキムチの味だけで済むので、日頃料理をしない方でも簡単においしく作れます。

以上、牡蠣と白菜のおいしい料理についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 
 
           
 
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