牡蠣を使った好きな料理と尋ねられて、老若男女問わず名前が挙がるのがカキフライです。
衣はサクサクで、牡蠣はぷりぷりでジューシー、ご飯とも合います。
牡蠣の見た目が苦手、ちょっと苦みがあるところが苦手というお子様などでも、カキフライなら食べられるという方も少なくありません。
ここでは、カキフライのおいしい作り方と、おいしい食べ方をご紹介します。
■カキフライのおいしい作り方
カキフライは、サクっとした衣とジューシーな食感がポイントです。
牡蠣は加熱すると小さくなってしまうケースも多いですが、満足のいくカキフライを食べるなら大きなサイズを保ちたいところです。
おいしいカキフライを作るには、まず、牡蠣の水気はキッチンペーパーなどでしっかり拭き取りましょう。
水気が残ったままだと、揚げた時にべちゃっとした仕上がりになってしまいます。
牡蠣の旨みをしっかり楽しむには、衣は厚すぎないことも大切です。
小麦粉をまぶしたら、余計な粉はしっかり払い、卵液でもしっかりと余計な液を落としましょう。
口当たり良く仕上げるには、乾燥パン粉ではなく生パン粉がおすすめです。
市販の生パン粉を使うか、すりおろし器で食パンなどをすりおろして全体にしっかりとまぶしましょう。
揚げ油の温度は170度が基本です。
一気に大量に揚げると温度が下がってしまうので、均一に火が通る程度の量ずつ揚げましょう。
■カキフライには何を付ける?
カキフライに付ける調味料は何かは、よく議論になる話題の一つです。
ソース派が多いですが、タルタルソースがないと譲れない方もいるかもしれません。
また、レモンを絞らないと食べたくないというレモン派もいます。
ソースはご飯のおかずにもぴったりですが、ソースとレモン果汁やソースとタルタルソースのダブル使いもおいしいです。
■カキフライプレートや定食
カキフライを揚げたら、千切りキャベツなどの野菜と一緒に1人分ずつ盛りつけます。
コンソメスープとパンなどを添えて洋風にいただくのもありですが、定番は味噌汁とご飯、お新香などを添えた和食の定食スタイルです。
■カキフライドッグ
手軽に食べたい時には、ドッグパンの間に千切りキャベツを挟み、揚げたてのカキフライを挟んで、ソースをかけていただきましょう。
牡蠣の形から、食パンを使ったサンドイッチより、ドッグパンを使ったホットドッグタイプのほうが食べやすいです。
■カキフライカレー

カキフライを揚げすぎた場合やお腹がいっぱいになって残ってしまったら、冷蔵庫に保管し、翌日にアレンジして楽しむのもおすすめです。
カキフライをトースターなどで温め直し、ご飯の上に乗せ、手作りカレーまたは手早くレトルトカレーをかけます。
具がほとんど入っていないような安いレトルトカレーも、カキフライと合わせれば、余計な邪魔をせず、カキフライを引き立ててくれます。
■カキフライのホットサンド
薄切り食パンをホットサンドメーカーに乗せ、残ったカキフライを乗せ、とろけるチーズを乗せてホットサンドにしましょう。
とろけたチーズがカキフライと相まっておいしいです。
カロリーは高めで濃厚な味わいですが、冷蔵庫に保管しておいた翌日のカキフライも中心まで温められて、とろけるおいしさになります。
■まとめ
カキフライをおいしく揚げるには、水気をしっかり取った後、薄めに衣を付け、パン粉は乾燥したものより、生パン粉を付けて170度の油で揚げるのがおすすめです。
火が均一に入るよう、少量ずつ揚げるとふっくら仕上がります。
牡蠣にはソース、レモン果汁、タルタルソースなど、好みの調味料を用意していただきましょう。
カキフライ定食などの定番の食べ方をはじめ、カキフライドッグ、翌日にカキフライカレーやカキフライのホットサンドなどのアレンジメニューもお試しください。
以上、カキフライについてのご紹介でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。