日生の牡蠣
日生の牡蠣
牡蠣はもちが悪く、加熱したらすぐに食べないと固くなりやすいことから、お弁当には向いていないと思う方もいるのではないでしょうか。
ですが、きちんと火を入れ、調理法を工夫すれば、お弁当としてもおいしく食べることが可能です。
ここでは、牡蠣の産地を中心に人気の牡蠣を使ったお弁当をご紹介します。

■王道のカキフライ弁当

牡蠣を使った弁当と言われて、多くの人が思いつくのがカキフライ弁当かもしれません。
カキフライ弁当は牡蠣の生産地だけでなく、全国的に楽しまれているお弁当の一つです。
街のお弁当屋さんをはじめ、とんかつ店や唐揚げ店などの揚げ物屋さん、ケータリングや仕出しサービスなどでも、カキフライ弁当は人気です。
ご飯にカキフライが5個くらいと千切りキャベツやポテトサラダが付くことやエビフライやイカフライなどとミックスフライ弁当として提供されることもあります。

■味わい深い牡蠣の炊き込みご飯弁当

牡蠣の炊き込みご飯は、お米に牡蠣、醤油、日本酒などの調味料と好みで生姜の千切りなどを加えて炊くだけで完成します。
牡蠣の旨みがご飯に染み出し、牡蠣も蒸かされるので硬くならず、おいしく食べることが可能です。
ご飯に味が付いているので冷めてもおいしく食べられます。
おむすびにしてもおいしく食べやすいです。
炊き込みご飯だけでもおいしいですが、色が茶色くなるので、彩りと甘みを添える玉子焼きや野菜のおかずなどをプラスしたお弁当が人気です。

■また食べたくなる牡蠣のしぐれ煮弁当

牡蠣のしぐれ煮は、牡蠣料理の代表的な一品です。
生姜を加えた煮物や佃煮のことをしぐれ煮と呼びます。
牡蠣と千切りした生姜を醤油、砂糖、日本酒、みりんなどと煮ます。
佃煮ほど煮詰めず、火入れの時間を短めにすれば、ぷっくり感も残り、塩辛くなりすぎません。
ご飯の上に乗せるだけで、おいしくてゴージャスな牡蠣のしぐれ煮弁当のできあがりです。
こちらも、彩りに黄色い玉子焼きや人参の煮物、ブロッコリーやほうれん草などの緑の彩りを添えるときれいです。

■牡蠣の釜飯弁当

釜飯は駅弁などで人気のお弁当の一つです。
駅弁大会などで購入した釜飯の器が残っていたら、ご自宅でもお試しできます。
おすすめの組み合わせは、牡蠣の炊き込みご飯弁当で作った炊き込みご飯の残りと、牡蠣のしぐれ煮弁当で作った牡蠣のしぐれ煮を使うことです。
釜に炊き込みご飯を入れ、牡蠣のしぐれ煮と好みの具材を乗せます。
茹で筍や椎茸の煮物、人参、きぬさやや銀杏などの野菜をはじめ、うずら卵などを乗せるのが定番です。
栗の甘煮や杏など、甘みのある具材をトッピングしているお店も少なくありません。
具材を乗せたら蓋をして、蒸し器で蒸しあげます。
ホカホカに蒸される過程で、さまざまな具の味が互いに調和し、よりおいしく食べることが可能です。

■牡蠣のオイスターソース炒め弁当

中華風の弁当として、牡蠣のオイスターソース炒めをメインおかずにしたお弁当もおすすめです。
牡蠣と青梗菜や空心菜などの青菜を炒め、オイスターソースで味付けするだけになります。
中華料理が好きな方や目先を変えたい時におすすめです。
シンプルな炒め物なので、中高年の男性にも人気があるお弁当のおかずになります。
牡蠣と青菜のほか、卵と一緒に炒める牡蠣と卵のオイスターソース炒めなら、お子様も喜ぶボリューム満点の一品になります。

■まとめ

牡蠣はきちんと火を入れ、硬くならないように調理すれば、お弁当としてもおいしく食べることが可能です。
王道のカキフライ弁当をはじめ、牡蠣の旨みが染み出した味わい深い牡蠣の炊き込みご飯弁当、また食べたくなる病みつきの牡蠣のしぐれ煮弁当、独特の旨味がたまらない牡蠣の釜飯弁当、牡蠣のオイスターソース炒め弁当などがおすすめです。
以上、牡蠣弁当についてのご紹介でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 
 
           
 
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