日生の牡蠣
日生の牡蠣
牡蠣を家族みんなでたくさん食べたい、友人を呼んで牡蠣パーティーをしたいという時、気になるのが値段です。
牡蠣はどのくらいの値段で買えるのか、値付けの特徴なども含めてご案内します。

■牡蠣の値段の決まり方

牡蠣の値段は牡蠣が獲れる産地の知名度やサイズ、品質などによって異なります。
有名な産地で品質が良く、サイズも大きいほど、一般的には値段が高いです。
同じ産地の同じ養殖業者の同じようなグレードの牡蠣であっても、殻付きなのか、むき身なのか、加熱用または生食用なのかで値段に差が出ます。
これについては、改めて見ていきましょう。
また、産地との距離も値段に影響します。
産地まで出向いて朝市や地域の直売店などで買えば、お安く買えますが、その代わり、交通費などがかかります。
お取り寄せすれば、交通費はかかりません。
ですが、その分送料がかかり、産地との距離が離れるほど送料が高くなるのが基本です。
さらに、どこで誰から買うかでも、値段に差が出ます。
牡蠣養殖業者などの生産者から直接買えば、間に誰も入らないので、安く買うことができます。
一方、都心のデパートなどで買うことやオンラインショップでも生産者や卸売業者ではなく、小売店から買う場合は、間に業者が介在する分、利益が上乗せされていくので、産地での購入や生産者から直接買うより高くなるのが一般的です。
生産者から漁協に引き渡され、トラック業者によって配送され、豊洲市場など各地の魚市場で競りにかけられ、卸売業者から仲卸業者、小売業者へと回っていくためです。
業者から業者へと渡るほど、それぞれの業者が利益分を上乗せして売るので、消費者の元に届くまでには値段がアップしていきます。

■牡蠣の種類と値段

殻付きなのか、むき身なのか、加熱用または生食用なのかで値段が違うと言いましたが、それは販売するまでのプロセスや手間に違いがあるためです。
たとえば、当店の場合は、生食用の家庭用むき身は全国一律送料込みで500g3,300円、1kg4,800円、加熱用は500g3,200円、1kg4,500円です。
生食用のほうが加熱用より、少し値段が高くなっています。
これは生食用のほうが鮮度が高いからではありません。
鮮度はいずれも同じで、新鮮そのものです。
なぜ、生食用のほうが高いかというと、管理や提供のための手間とコストがかかっているためです。
生食用の牡蠣は、水質がよりきれいな沖合まで出た場所で育てなくてはなりません。
その分コストがかかります。
さらに、出荷前に紫外線などで滅菌した海水に数日放ち、断食させるなどの浄化というプロセスが必要です。
養殖の過程から出荷前の管理まで、加熱用よりも手間とコストがかかるので、少し値段が高くなります。
一方、殻付き牡蠣は送料込み2kgで4,500円~です。
殻付きの場合、むき身と異なり、正味量が明確ではありません。
丁寧に育てているので、だいたい同じようなサイズに育つとはいえ、やはり個体差があります。
そのため、実際に殻を開けてみないと、どのくらいの正味量になるかはわからない点があります。
とはいえ、自宅で産地のような殻付き牡蠣を食べられるのは楽しいので、むき身以上に人気が高いです。
むき身も産地直送はより新鮮で、近所のスーパーやデパートなどで買うより安くてお得なケースも多いですが、物珍しさから殻付きは人気です。
そこで、殻付きもむき身も一度にお得に楽しめるセットも販売しています。
加熱用のむき身500gと殻付き1.5kgの合計2kgで、送料込み5,300円~です。
■まとめ
牡蠣の値段は産地や品質、サイズのほか、むき身か殻付きか、生食用か加熱用かでも異なります。
産地まで行って買うのか、さまざまな業者を通して小売店で買うのか、それとも産地直送でお取り寄せするかでも値段に差が出ます。
以上、牡蠣の値段の目安についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

           
 
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