日生の牡蠣
日生の牡蠣

牡蠣は海のミルクと言われることもあり、これは牛乳に匹敵する栄養価を誇っているからです。
牡蠣を食べるようになり、元気になったという方は多いのです。
ここでは、海のミルクと呼ばれる理由、牡蠣に含まれる栄養素、摂取による体への影響などについて説明していきます。

■なぜ牡蠣は海のミルクなのか


真牡蠣は乳白色をしており、この色合いが牛乳を思わせます。
また、牛乳のように優れた栄養バランスを誇ることから、海のミルクと呼ばれるようになりました。
タンパク質が豊富で、カルシウムやマグネシウム、鉄などのミネラル類もバランス良く含まれています。
カルシウムは牛乳と比べると少ないですが、マグネシウムは勝っています。
鉄に関しては牛乳には含まれていないので、鉄分を補給するなら牛乳より断然牡蠣がおすすめです。
さらに、亜鉛も牡蠣のほうが圧倒的に多く、精力増強や疲労回復をサポートする食材として活用されています。

■牡蠣は牛乳の代わりになる?

海のミルクと称される牡蠣ですが、牛乳と比べると含まれる栄養素や量などに大きな違いがあります。
牛乳の代用にはならないため、牛乳は牛乳として、そして牡蠣は牡蠣として摂るようにしてください。
牡蠣の摂取目安量は1日4~5個くらいが好ましいと言われています。
食べすぎると特定の栄養素の過剰摂取につながる可能性があるので、適量に抑えることが重要です。
牡蠣は亜鉛が豊富で、100gも摂取すれば1日の必要量を満たせます。
亜鉛は代謝機能や味覚機能を正常にし、また精力減退を抑えるために役立つ栄養素です。
その一方で、過剰に摂取すると貧血や銅欠乏、白血球の減少などを招くリスクがあります。
現在の食生活において亜鉛が充足している方、亜鉛サプリを飲んでいる方などは、牡蠣の食べすぎに注意してください。

■牡蠣は健康維持に最適な食材


牡蠣にはタウリンやグリコーゲンが多く含まれており、肝臓の機能をサポートしてくれます。
お酒をよく飲まれる方は肝機能が低下しやすいので、日ごろから牡蠣を食べると良いでしょう。
牡蠣はタンパク質が豊富なので筋肉を増強したい方にも最適です。
その一方で、糖質と脂質は少ないので、成人病を招きにくい食材でもあります。
成人病は連鎖的に発症することが多々あり、肥満が原因で高血糖や脂質異常症などのリスクを高めることがあるのです。
不規則な食生活が続いている方は、痛風や高血圧などの発症率も高くなります。
牡蠣は三大栄養素のほかに微量栄養素がバランス良く含まれているので、栄養バランスの乱れを解消したい方におすすめです。

■栄養価を活かすための摂取方法

牡蠣を食べるからには、栄養素の損失を最小限に抑えたいでしょう。
そのために最適な食べ方は生食であり、牡蠣本来の栄養素をそのまま補給できます。
加熱したり茹でたりすると、栄養素の一部が破壊されたり、お湯に流れ出てしまったりするのです。
ただし、すべての牡蠣が生食できるわけではなく、生食用かつ鮮度が高いものに限られます。
また、牡蠣は体質によっては合わないという方もいるので、初めて食べる方は少量から始めてください。
もちろん生食は苦手という方は、揚げたり鍋に入れたりして食べるのもありです。
大切なのは自分が食べやすい方法を見つけて、こまめに摂取を続けることです。
味付けのバリエーションを増やすだけでも、飽きずに続けられるでしょう。

■まとめ


牡蠣はミルクを思わせる色合いがあり、かつ完全栄養食と言われるほど栄養価に富んでいます。
それゆえ、海のミルクという別名があり、崩れた栄養バランスの改善に役立ちます。
特にタンパク質と亜鉛が欠乏している方、成人病を予防したい方に最適です。
これらのメリットを最大限に活かすには生食するのがベストですが、生は苦手という方はほかの食べ方をしても問題ありません。
以上、牡蠣が海のミルクと呼ばれる理由についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

           
 
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