日生の牡蠣
日生の牡蠣
牡蠣は、夏にあまり食べてはいけないと聞いたことがある方もいるかもしれません。
冬においしいイメージがありますが、実は夏でも問題ありません。
逆に夏が旬の牡蠣もありおいしいので、まだ味わったことがない方にはぜひ食べてもらいたいです。
こちらの記事では、夏の牡蠣について詳しく紹介していきます。

■昔は夏の牡蠣がおいしくないと言われていた

牡蠣の旬は冬あたりで、夏は味が落ちてしまうと言われていました。
そのため、どこかで牡蠣は夏に食べるものではないと聞いた経験がある方も多いのではないでしょうか。
西洋でも牡蠣は月のスペルにRが付く時に食べると良いと言われていて、ちょうど夏には付かないため食べ頃ではないと言われていました。
ちょうど産卵の時期あたりにあたり、成長しておいしくなるのが冬だったことも理由の一つです。
産卵をしてしまった牡蠣は、それまでふっくらしていても身が細くなってしまい栄養もなくなってしまうと言われています。
調理して食べても、それほどおいしくないのです。
しかし、近年では夏でもおいしく食べられるように工夫がされています。
中には夏が旬を迎える牡蠣もあり、おいしく楽しめます。

■夏は食中毒が多いからではない

牡蠣を夏に食べないほうが良いと言われている原因として、食中毒が関係していると感じている方も多いかもしれません。
よく牡蠣にあたって辛い思いをしたという話などもされているので、夏は高温で食中毒になるイメージも大きいでしょう。
しかし、夏にはあまり牡蠣を食べていけないという意味合いの中に、食中毒になりやすい時期だからというのは入っていません。
牡蠣に付いている菌をそのまま食べてしまったら、夏ではなく冬でも食中毒になってしまいます。
暑さが原因ではないため、実は関係ないのです。
それよりも味がおいしくないというのが、夏には食べないほうが良いと言われる一番の原因です。

■産卵をしない三倍体かきとは?

夏になると産卵をして栄養がなくなり細くなってしまうから牡蠣がおいしくなくなってしまうのですが、産卵をしない牡蠣が品種改良されて生まれています。
バイオ技術などを駆使し、夏でも産卵をしておいしくなくなるのを防いでくれるのです。
栄養がなくなって細くなることもなく、夏でもおいしい牡蠣が味わえます。

■岩牡蠣は夏が旬

牡蠣の中にも種類があり、中でも岩牡蠣は夏が一番おいしい旬の時期になります。
一気に産卵してしまい栄養がなくなってしまう牡蠣とは違い、ゆっくりと数ヶ月をかけて産卵を行います。
じっくりと時間をかける分、栄養が急激になくなりおいしくなくなることはありません。
夏でも十分においしく、身がぷっくりとして食べ応えもあります。
天然のものも多く、夏にしか味わえないおいしさがあります。

■南半球から取り寄せるもあり

夏になると大量に産卵してしまい栄養がなくなることでおいしくないのですが、それは北半球での話です。
世界規模で考えれば私たちが夏の時期に、南半球では冬です。
ちょうど牡蠣がおいしい時期に差し掛かっています。
ニュージーランドなどから輸入をすれば、日本で食べる冬の牡蠣のようなクリーミーでおいしいものが食べられます。
国内だけで考えてしまわずに、世界に目を広げてみるのも良いでしょう。

■まとめ

牡蠣は夏に食べてはいけないと聞いたことがあるかもしれませんが、今はおいしい牡蠣が多数出回っています。
なんとなく暑さと食中毒が関係あるのかもしれないと感じてしまいがちですが、実は産卵によって栄養がなくなり身が細くなってしまうため、おいしくなくなるのが原因で食べないほうが良いと言われています。
夏には味わうのであれば、三倍体かきや岩牡蠣、南半球から輸入した牡蠣を食べるのがおすすめです。
身がふっくらしていて、クリーミーな牡蠣本来のおいしさを楽しめます。
以上、夏の牡蠣についてのご説明でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

           
 
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