牡蠣をご自宅で食べるとしたら、どのような食べ方をしますか。
多くのご家庭では、具材を煮るだけで簡単にできる牡蠣鍋やお子様から高齢者まで人気のある牡蠣フライが定番かもしれません。
それ以外にどんな料理にすれば良いかわからない方やこってり系が好きという方に、牡蠣との相性も抜群のバターを使った料理をご紹介します。
牡蠣のバター醤油焼き

牡蠣はまろやかな食感と濃厚な旨みが人気ですが、コク深いバターとも相性が良いです。
簡単に作れて、ビールやサワーにも合い、ご飯も進む料理が牡蠣のバター醤油焼きです。
和洋折衷なテイストは、お子様から高齢者まで楽しめるので、「今日は何しよう」と困った時や「お取り寄せした牡蠣で、ご飯が進むおかずを作りたい」と思ったら、バター醤油でちゃちゃっと味付けしましょう。
作り方は簡単です。
フライパンを熱してバターを溶かし、牡蠣を両面焼きます。
火が通ったら、醤油を回しかけて、バター醤油の香ばしい香りが立ったら完成です。
おしゃれな牡蠣のバター焼き
ちょっとおしゃれな一品を作って、ワインなどに合わせたい時やご友人や親族を呼んでおもてなしをしたい時には、バター焼きを作りましょう。
バター醤油焼きと少しだけ違います。
ポイントは、牡蠣に小麦粉をまぶすことです。
薄い衣をまとった牡蠣は、おしゃれなテイストになります。
フライパンを熱してバターを溶かしたら、小麦粉をまぶした牡蠣を焼きます。
この際、好みで白ワインを振り入れて、蓋をして蒸し焼きしてもおいしいです。
小麦粉がきつね色になったら皿に取り、ドライパセリを散らしましょう。
食べる時はレモン果汁などを絞っていただきます。
牡蠣とクリームソースのマリアージュ

牡蠣はクリームソース、いわゆるホワイトソースとの相性も抜群です。
基本のクリームソースとして、バター、小麦粉、牛乳の割合を1対1対10で作ってみましょう。
たとえば、2人分くらいのクリームソースを作りたいなら、バター20gをフライパンに熱し、20gの小麦粉を加えて炒めます。
ふつふつしてきたら、牛乳200mlを少しずつ加えてなめらかにします。
作ったクリームソースは、牡蠣のバター焼きやオリーブオイル焼きにそのままかけるだけで、おいしくておしゃれな1皿に仕上げることが可能です。
クリームソースをベースに野菜と牡蠣を煮込んで牡蠣のクリームシチューにしたり、パスタと和えて牡蠣のクリームパスタにしたりできます。
グラタン皿に牡蠣と茹でたマカロニまたはじゃがいもなどを入れ、クリームソースをかけ、チーズを乗せてオーブントースターで焼けば、おいしい牡蠣のグラタンのできあがりです。
牡蠣の炊き込みピラフ
お米を洗って30分~1時間ほど浸水させます。
お米を浸水させている間に、具材をバターで炒めます。
フライパンを熱してバターを溶き、みじん切りした玉ねぎや小さく切った人参やピーマンを炒めましょう。
彩りが良いので、人参やコーン、グリンピースなどが入ったミックスベジタブルを炒めてもかまいません。
牡蠣もバターで軽く焼きます。
冷凍してあった牡蠣なら軽く表面を水洗いして、炊飯器にそのまま入れても大丈夫です。
炊飯器にお米をセットし、バターで炒めた具を乗せたら、コンソメを溶いた水を入れ、白ワインを適量加え、胡椒を散らして炊飯します。
まとめ
牡蠣はバターとの相性も良いので、牡蠣鍋などの和食や牡蠣フライだけでなく、バターを使った料理にするのもおすすめです。
ご飯も進む牡蠣のバター醤油焼きをはじめ、白ワインにも合うおしゃれな牡蠣のバター焼き、クリームソースを作れば牡蠣のクリームソースがけや牡蠣のクリームシチュー、グラタンやクリームパスタなどアレンジも自在です。
炊飯器にお任せできて、失敗も少ない牡蠣の炊き込みピラフも作ってみましょう。
以上、牡蠣とバターの組み合わせについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。