牡蠣とタバスコのおいしい関係

タバスコ,イメージ

牡蠣にタバスコをかけて食べると、ピリッとアクセントが効いておいしいというのをご存知ですか。

タバスコは辛いものが好きな人にとっては、欠かせない調味料という方もいます。

一方、日本人にとってタバスコを使う場面というと、ピザやパスタ、タコスがメインでしょうか。

そんなタバスコと牡蠣のおいしい関係についてご紹介します。

目次

タバスコとは

タバスコというと、日本ではイタリアンのお店やファミリーレストランなどのテーブルに置かれていて、ピザやパスタに垂らして食べるイメージがあります。

一方、タコスなど南米料理が好きな方にとっては、タコスにタバスコをかけないと味が決まらないと思う方もいることでしょう。

タバスコは南米に位置するメキシコのタバスコ州が原産である、タバスコペッパーという唐辛子の一種が主原料です。

タバスコペッパーを塩、酢を漬け込み、発酵熟成させて作られます。

辛い唐辛子が発酵熟成することで旨みも加わり、独特の旨辛調味料ができあがります。

日本で流通しているタバスコの多くは、北アメリカにあるメーカーが製造したものです。

商品名がそのまま調味料の名称として、世界に浸透しています。

日本に入ってきたのは戦後の1940年代と言われていますが、タバスコが発売されたのは1860年代後半です。

1905年頃に出回ったタバスコのポスターに描かれたボトルは、今とほとんど変わっていません。

独特の形状をしたタバスコのボトルが、牡蠣の殻の中から登場するといったデザインが描かれたポスターです。

タバスコと牡蠣の関係

牡蠣とタバスコ,イメージ

日本ではピザやパスタなどにかけて食べますが、ピザやパスタの本場であるイタリアでは、タバスコをかける文化はありません。

タバスコペッパーの原産地はメキシコなので、メキシコ料理であるタコスにかけて食べるのは、現地でも行われているようです。

気になるのは、今から100年以上前のタバスコのポスターに、牡蠣が登場することです。

牡蠣の殻の中に入っていたということから、牡蠣にかけるとおいしいといったメッセージは伝わりにくく、宝箱から出てくるような印象を覚えます。

タバスコメーカー直営のアメリカのレストランでは、ソーセージやロブスターなどにかけて食べるのが人気なようです。

タバスコと牡蠣の相性

牡蠣,イメージ

牡蠣は日本では味噌や醤油と合わせたり、シンプルにレモン果汁を絞ったり、フライにしてソースやタルタルソースを付けて食べるのが一般的です。

この点、韓国ではクルムチムといって、牡蠣をキムチ漬けにしてピリ辛なテイストを楽しむ文化があります。

牡蠣とキムチの相性は良いので、同じ唐辛子系の調味料であるタバスコとの相性も悪くありません。

タバスコは辛いものが苦手な人だと、ごく少量でも辛いので、ほんの数滴で味付けするのが基本です。

タバスコにも辛さのレベルや味わいが違う商品がラインアップされているので、自分の好みや辛さレベルに合わせて選びましょう。

タバスコを使った牡蠣料理

焼いた殻付き牡蠣にレモン果汁と、少量のタバスコをかけて食べるだけでもおいしいです。

また、白ワインで蒸した牡蠣のむき身と、レタスやキュウリなどの野菜、薄切りしたリンゴや柿、オレンジなどのフルーツを合わせ、タバスコとオリーブオイルで和えてサラダにしてみましょう。

タバスコの辛さがフルーツの甘酸っぱさやシャキシャキ野菜に緩和され、辛いものが苦手な方でも食べやすいです。

味噌味の土手鍋や牡蠣の味噌汁などにタバスコを少量入れても、アクセントがついておいしいです。

ぜひいろいろと試してみましょう。

まとめ

牡蠣はピリ辛のテイストとも相性が良く、タバスコと合わせてもおいしいです。

辛いものが好きな方なら、タバスコでアクセントをつけて牡蠣を食べてみましょう。

以上、牡蠣とタバスコについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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