牡蠣は冷蔵や冷凍品のほか、缶詰に加工される製品も多いです。
日持ちがしにくい牡蠣も缶詰にすることで、長く保管できるようになります。
食べたい時に缶を開けて、お酒のアテにすることやご飯のおかずなどにできるので、牡蠣が好きな方はストックしておくと便利です。
ここでは、牡蠣の缶詰の種類や食べ方のアレンジなどをご紹介していきます。
牡蠣のしぐれ煮缶
牡蠣のしぐれ煮缶は古くからある牡蠣の缶詰の定番商品です。
牡蠣を生姜と醤油、みりん、砂糖や日本酒で甘辛く煮込んだものです。
缶を開けて、そのままお酒のアテにすることやご飯のおかずにもなります。
煮汁ごとお米と一緒に炊けば、お米に牡蠣の旨みが浸透した、おいしい炊き込みご飯の完成です。
お米を研ぐのが面倒なら、炊き立てのご飯に混ぜるだけで、牡蠣の混ぜご飯になります。
牡蠣のオリーブオイル漬け缶

牡蠣のオリーブオイル漬けも定番の缶詰の一つです。
牡蠣をスモークしてから漬けたものも人気があります。
たっぷりのオリーブオイルに浸かっているので、白ワインやビールなどを飲む際のおつまみにしたり、パスタに合えたり、ドレッシング代わりに野菜サラダと和えるのもおすすめです。
牡蠣の水煮缶
鮭やマグロ、鯖などの魚には水煮タイプもありますが、牡蠣の水煮はなかなか見つからない珍しいタイプです。
塩だけで味付けしてあるので、いろいろとアレンジもできます。
缶ごと湯煎するか、器にあけて電子レンジで加熱してから食べる、もしくは牡蠣フライやシチューなどに加えて調理して食べることができます。
牡蠣のアヒージョ缶
アヒージョは魚介類や野菜などを、にんにくを利かせたたっぷりのオリーブオイルで煮込んだスペインの家庭料理です。
アヒージョ缶は、牡蠣とトマトや玉ねぎ、じゃがいもなどの野菜をオリーブオイルで煮込んだものが詰め込まれています。
そのまま食べることもできますが、オリーブオイルがしつこく感じる方はパスタに和えたり、サラダと和えたりするのがおすすめです。
牡蠣のチャウダー缶
チャウダーとは、魚介類や野菜と煮込んだクリームスープのことです。
牡蠣のチャウダー缶は、牡蠣と小さく切った野菜をホワイトソースなどで煮込んだスープの缶詰です。
朝食を作るのが面倒な時、温めてパンに添えたり、夜食にしたり、パスタと和えてランチや夕食などにも使えます。
牡蠣の味噌煮缶または土手煮缶

牡蠣は味噌との相性も抜群です。
牡蠣を甘辛く味噌で煮込んだものを味噌煮と呼ぶこともあれば、牡蠣の土手鍋になぞらえて土手煮風缶詰として売り出していることもあります。
濃いめの味付けなので、おかずにすると少量でもご飯が進みます。
土手鍋が恋しい方は、白菜や豆腐などの野菜を煮てから、味付け代わりに缶詰を投入すれば、1人分の土手鍋風を作ることも可能です。
牡蠣の酒蒸し缶や白ワイン蒸し缶
牡蠣を日本酒または白ワインで蒸し煮したバージョンの缶詰もあります。
こちらも、軽く温めてそのままおつまみにすることもできますが、うどんや蕎麦に入れることやパスタと和えてアレンジするのもおいしいです。
まとめ
日持ちがしにくい牡蠣も冷蔵や冷凍ではなく、缶詰にすることで、常温で長期ストックできるようになります。
牡蠣好きの方なら、ストックしておくと、好きな時にお酒のアテにしたり、ご飯のおかずにしたり、さまざまなアレンジが可能です。
牡蠣のしぐれ煮缶や牡蠣のオリーブオイル漬け缶、牡蠣の水煮缶、牡蠣のアヒージョ缶、牡蠣のチャウダー缶、牡蠣の味噌煮缶または土手煮缶、牡蠣の酒蒸し缶や白ワイン蒸し缶など、さまざまな缶詰が登場しています。
そのまま食べるものや温めて食べるほか、炊き込みご飯にしたり、パスタにしたり、バケットサンドやサラダなどのアレンジ料理にもあると便利です。
以上、牡蠣の缶詰のご紹介でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。