牡蠣を食べるとコレステロール値が安定する?

牡蠣,イメージ

牡蠣にはコレステロールが含まれていますが、一方でコレステロール値のバランスを整える食材としても有名です。

ここでは、牡蠣がコレステロール対策に良い理由、安全に牡蠣を食べる工夫、コレステロール値を安定させるコツなどについて説明していきます。

目次

牡蠣に含まれるコレステロール量は

牡蠣,イメージ

牡蠣には100gあたり51mgのコレステロールが含まれています。

コレステロールには善玉と悪玉があり、健康を阻害する原因となるのが悪玉の増加です。

血液をドロドロにさせる要因となり、次第に血管を狭くさせてしまうのです。

健康のためには、血液が常にサラサラと流れている状態が好ましく、この流れに問題が生じると血管が詰まることがあります。

心筋梗塞や脳梗塞は命に関わる怖い病気で、心臓や脳に血液が行き届かなくなって組織が死滅してしまいます。

そこで、これらの重大疾病を防ぐために、積極的に善玉コレステロールを増やしてあげましょう。

牡蠣はコレステロール値を整えるために役立ち、それを実現するのがタウリンです。

タウリンといえば、疲労回復に良い成分として栄養ドリンクによく使用されていますが、血中コレステロール値を正常化させるためにも役立ちます。

栄養バランスを意識した食生活を

牡蠣は、善玉コレステロール値を高めてくれる食材として人気ですが、大量に食べれば良いわけではありません。

食生活において何より大切なのはバランスであり、バランスが適切であれば成人病を遠ざけられます。

牡蠣は確かに栄養価が極めて高いですが、牡蠣だけですべての栄養素を充足できるわけではありません。

それゆえ、牡蠣は一食材として活用し、食べすぎないようにしてください。

1日の目安量は5個以内が好ましく、それにより亜鉛の摂りすぎを防げます。

貝類の特徴としてコレステロールが多いことが挙げられますが、牡蠣に関してはコレステロールを調整してくれるのです。

さらに、中性脂肪も調整するので、成人病対策にもってこいの食材でしょう。

牡蠣は、大人だけでなく子どもも食べられる食材で、加熱して小さく刻めば1歳くらいから食べられます。

タンパク質が多いので、お子さんの体づくりに最適です。

安全に牡蠣を食べるためには

焼き牡蠣,イメージ

栄養摂取の観点からは生で食べるのがベストですが、牡蠣にあたるのが心配という方もいます。

特に体の抵抗力が落ちている時は注意が必要なので、大人・子どもを問わずに加熱調理しましょう。

中まで十分に加熱すれば、食あたりのリスクを抑えられます。

生のまま食べたい時は、必ず生食用を選んでください。

加熱用は生食するための加工をしていないので、調理する際は必ず熱を通す必要があります。

牡蠣は一度に大量に食べるのではなく、毎日コンスタントに食べるのがおすすめです。

フライにして食べる、鍋物やスープの具材にするなどの食べ方であれば飽きずに続けられるでしょう。

体調が優れない時は、生で食べるのが好きな方も加熱調理することをおすすめします。

コレステロール値を上げないために

コレステロールは体内で生成されています。

必要量の8割程度は生成できるので、食品から摂取する分は2割ほどで良いわけです。

牡蠣はコレステロール値を調整してくれますが、医薬品ではないので過度の作用はありません。

暴飲暴食をしている方、脂っぽい食事が好きな方などは、食生活自体を見直していく必要があるでしょう。

食品は1日30品目以上の摂取を意識し、その中に牡蠣を含めるようにすれば効率良く栄養バランスを整えられます。

まとめ

悪玉コレステロールを増やさないために牡蠣を食べましょう。

牡蠣は善玉コレステロールを増やして、成人病を予防するために役立ちます。

効果的に牡蠣を食べるには、1日に5個以内に抑える、加熱調理をするなどを意識してください。

また食生活全体の改善を試みるために、1日の摂取品目が30種類以上になるように工夫しましょう。

以上、牡蠣とコレステロールについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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