牡蠣に含まれる糖質は多いのか少ないのか?

牡蠣,イメージ

糖質制限やダイエットをしている方にとって、気になるのは食品の糖質でしょう。

牡蠣が大好きという方であれば、牡蠣に含まれる糖質が気になってしまうはずです。

食事の目的はカロリーを補給しつつ栄養バランスを整えることですが、メニューによっては栄養バランスを崩したり、特定の栄養素の過剰摂取につながったりする可能性があります。

ここでは、牡蠣に含まれる糖質量、ほかの食品との組み合わせ、牡蠣料理を薄味で食べたい理由などについて説明していきます。

目次

牡蠣に含まれる糖質はどのくらい?

牡蠣,イメージ

血糖値が気になる方、糖尿病の方などは食品に含まれる糖質が気になることでしょう。

糖質が多い食品を摂ると、食後の血糖値が急激に上昇します。

上昇スピードが早ければ早いほど、膵臓に負担がかかります。

糖質制限をしている方は、タンパク質や脂質の割合を相対的に増やすなどの工夫が必要です。

そこで、糖質が少なくてタンパク質が豊富な貝類が注目されています。

牡蠣は貝類の中ではかなり糖質が多く、たとえばアサリと比べると10倍ほどになります。

それでも、食品全般として見ると糖質は少なく、100gあたり5gくらいです。

牡蠣1個の重さは一般的なサイズで20gほどですから、1個あたりの糖質は1gくらいです。

ご飯一杯の糖質は35gほどになりますから、牡蠣だけで糖質の摂りすぎに陥る可能性は低いでしょう。

もちろん、大量に食べると無視できない糖質量になりますから、1日に5個くらいまで、多くても10個くらいに抑えてください。

他の食品の糖質を事前にチェックしましょう

牡蠣のパスタ,イメージ

牡蠣は糖質が少ないので、牡蠣をたくさん食べれば糖質制限ができると考えるかもしれません。

しかし、牡蠣だけ食べるわけにはいかないでしょうし、牡蠣を食べる量が増えると相対的にほかの食品の摂取量も増えてしまう可能性が高いです。

牡蠣を食べる時は、食べ方によって食事の糖質が増える点にも注意が必要です。

パスタに牡蠣を入れる、リゾットや炊き込みご飯の具材にするなど。

また、スープ類は全般的に糖質が少ないですが、クラムチャウダーに関しては糖質は多めになっています。

味付けが濃すぎる場合も、糖質が多くなる傾向があるので注意してください。

たとえば、醤油を多めに使用すると、それに伴って砂糖の使用量も増えてしまうことが多いです。

牡蠣は糖質が低いですが、それはあくまでも牡蠣そのものです。

ほかの食品との組み合わせによっては、高糖質の料理に変わってしまう可能性があります。

料理に牡蠣を取り入れる場合は、料理全体としての糖質量を把握しておきましょう。

薄味の牡蠣料理に慣れましょう

最も糖質量が少ない食べ方は、生牡蠣として食べる方法です。

これが缶詰になると糖質が増えていることが多く、100gあたり7gを超えている商品もあります。

ほかにも佃煮や燻製などの食品も、糖質が高くなっているので要注意です。

食べ物は調理する段階で味付けするので、そのまま食べるよりも糖質が増えてしまうのです。

特に濃い味付けを好まれる人は、知らずしらずのうちに糖質を過剰に摂取してしまう可能性があります。

牡蠣料理の糖質を抑えるためには、何よりも薄味に慣れることが大切です。

薄味に慣れてしまうと、濃い味は受け付けなくなるという人が少なくありませんが、健康面を考えると非常に喜ばしいことでしょう。

最初の頃は薄味だと物足りないかもしれませんが、香り付けをすることで抵抗なく食べられるようになることが多いです。

香味野菜を添えたり、香辛料を加えたりすれば、薄味でもおいしく食べることができます。

まとめ

牡蠣の糖質は生で食べた場合、100gあたり5gくらいです。

100gとは一般的な大きさの牡蠣を5個分となります。

また、牡蠣料理として摂取する時は、ほかの食品の糖質に注意してください。

牡蠣自体は低糖質ですが、ほかの食品が高糖質であれば料理全体としては相当な糖質量になってしまうからです。

糖質の摂りすぎを防ぐには、濃い味付けを避けること、薄味に慣れることなどがポイントになります。

以上、牡蠣の糖質についての解説でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

行野伸一のアバター 行野伸一 マーケター

牡蠣と酒 もんげーひなせの運営責任者。
飲食業界は10年以上の経験があり、Webマーケティング事業のnextcircleの代表も務める。
保有資格:ジュニアオイスターマイスター・かきオイシスト

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