牡蠣の旬の季節は、いつだか知っていますか?
せっかく牡蠣を食べるなら一番おいしく食べられる旬の時期に食べたいですよね。
そこで今回は、牡蠣の種類別に牡蠣をおいしく食べられる旬の季節をご紹介します。
絶品の牡蠣を食べたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
岩牡蠣の旬の季節はいつ?

牡蠣には、岩牡蠣と真牡蠣の2種類があります。
牡蠣の種類によって旬に違いがあり、それぞれおいしく食べられる季節は夏と冬の2つの季節に分けられています。
岩牡蠣は夏の季節、真牡蠣は冬の季節が旬となっており、おいしく食べられる旬の時期に違いがあるのです。
夏が旬の岩牡蠣は、6月~8月が最もおいしく食べられる季節です。
日本海側で多く養殖され、真牡蠣とは産地だけでなく産卵の時期が違います。
岩牡蠣は、約5年もの長い年月をかけて成長します。
また、深海で育つのも特徴です。
殻が厚いだけでなく身も大きいため、食べ応えも抜群です。
長い期間の間、深い海の中で身を守り育った岩牡蠣は、市場で流通されることが一般的でスーパーで手に入れることは難しくなっています。
市場でむき身の状態で販売されることが多く、価格も高めです。
岩牡蠣をおいしく食べるなら6月~8月の夏がおすすめです。
ゆっくりと成長する岩牡蠣は、産卵期も旨味や栄養価を逃すことなくおいしく食べることができます。
岩牡蠣は弾力があるので、焼き牡蠣にして食べるのもおすすめです。
網やフライパンで焼いた岩牡蠣に、醤油やポン酢、レモンなどをかけて食べてみてはいかがでしょうか。
真牡蠣の旬の季節はいつ?

一方、冬が旬の真牡蠣は、産卵が11月頃終え、この時期からおいしく食べられる季節となってきます。
よりおいしく真牡蠣を食べるなら12月~2月頃が食べ頃です。
秋から春にかけて水揚げされ、夏に産卵期を迎えます。
真牡蠣は、寒い冬の季節が最もおいしく食べられる時期です。
蒸し牡蠣や茹で牡蠣など、ホッと体を暖めてくれるおいしい調理法で食べるのも真牡蠣のおすすめの食べ方となっています。
また、身がしっかりしているので、旨味をたっぷりと味わいたい時には、牡蠣フライや焼き牡蠣もおすすめです。
ぷりぷりの身に成長するため、食感を楽しめるだけでなく濃厚さもたっぷりと味わえます。
サイズは、岩牡蠣と比べるとやや小ぶりです。
しかし、じっくりと2年ほどの時間をかけて成長するため、濃厚でクリーミーな味わいを楽しめます。
産地を問わず養殖される地域は幅広く、比較的手に入れやすいのも真牡蠣のメリットです。
わざわざ市場に足を運ばなくてもスーパーで手に入れることができるのも嬉しい点と言えるでしょう。
Rのつかない月に牡蠣を食べるな!ということわざもある?
「Rのつかない月に牡蠣を食べるな!」という、ことわざがあるのを知っていますか。
英語で書かれた時にRのスペルが入らない5月(May)や6月(June)、7月(July)、8月(Augusut)は、真牡蠣の旬の時期ではないことから「Rのつかない月に牡蠣を食べるな!」と言われるようになったと考えられます。
しかし、牡蠣は種類を問わず、一年を通して流通されているため、季節に関係なく食べることができます。
現在では、「Rのつかない月に牡蠣を食べるな!」ということわざを知っている方も少なく、季節を問わずおいしく牡蠣が食べられているのです。
しかし、おいしい牡蠣を食べたいのであれば、やはり牡蠣の種類に合わせて旬の季節に味わうこともおすすめと言えるでしょう。
まとめ
栄養価が高く、海のミルクと言われる牡蠣をおいしく食べるなら、牡蠣の種類によって異なる旬の時期を知っておく必要があります。
夏においしい牡蠣を食べるなら岩牡蠣を、冬においしい牡蠣を食べるなら真牡蠣を選んでみるといいでしょう。
以上、牡蠣の季節についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。