牡蠣アレルギーの原因と食中毒の違い

牡蠣,イメージ

牡蠣を食べた後に体調が悪くなったとき、食物アレルギーと食中毒のどちらかを、症状や発症までの時間だけで自己判断することはできません。原因や症状には重なる部分があり、診断には医療機関での確認が必要です。

目次

食物アレルギーと食中毒は、原因が異なる

食物アレルギーは、食物に含まれるたんぱく質などをきっかけに、免疫の反応によって症状が起きるものです。皮膚のかゆみ・じんましん、口の違和感、腹痛や吐き気、せきや息苦しさなどが現れることがあります。症状の出方や重さは人によって異なります。

食中毒は、細菌やウイルス、自然毒などが関わって起きます。牡蠣を含む二枚貝では、ノロウイルスなどによる食中毒が問題となる場合があります。吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などは食物アレルギーでも食中毒でも起こり得るため、症状名だけで原因を決めつけないでください。

発症までの時間だけで見分けない

食べてから症状が出るまでの時間には幅があり、発症時刻だけで原因を確定することはできません。「数時間後だからアレルギー」「翌日だから食中毒」と決めるのは避けましょう。加熱したかどうかだけでも、アレルギーの有無は判断できません。

症状が出たときにすること

  • 牡蠣を食べるのをやめ、症状が続く場合や繰り返す場合は医療機関へ相談する。
  • 受診時に伝えられるよう、食べたもの・量・時刻、症状が始まった時刻や経過を記録する。
  • 呼吸が苦しい、意識がもうろうとする、急に全身状態が悪化するなど緊急性の高い症状がある場合は、すぐに119番へ連絡する。

アレルギーが疑われる場合、自己判断で再び食べて確かめるのではなく、医師に相談してください。症状だけでの診断や、食べられるかどうかの判定はこの記事では行いません。

牡蠣の取り扱いと加熱について

加熱は食中毒予防のための大切な取り扱いですが、アレルギーの診断・予防とは別の話です。生食用・加熱用の表示を確認し、加熱用は十分に加熱してください。ノロウイルスと牡蠣の取り扱いはこちら、生食用・加熱用の違いはこちらにまとめています。

参考資料

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次